読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

すべての出来事はあなたからのメッセージ

前に踏み出すあなたの力になりたい。ライフコーチのTomoです。魂の成長からの視点で、出来事を見ることで人生がどんどんかわっていきます。気付きと手放しのヒントをお伝えします。

立ち止まっている場合ではない

春もうららかな小田原に
旦那さんのお墓参りに行ってきました。
 
 
お寺の境内は
本当に時が止まったように
静かで
 
 
旦那さんの名の刻まれたお墓までは
 
 
周りのものはすべてぼやけて
まるでフォーカスを集中させたように
一本の道の先の一点しか見えませんでした。
 
 
聴こえてくるのは
何も騒音の無いところにさえずる小鳥の声と
木々を渡る風の音
 
 
何回、こんなシチュエーションを繰り返しただろうか?
 
「未熟だから何も言えなくてごめんね」
 
 
掛ける言葉が見つからなくて
無言のまま立ち去ることが常でした。
 
 
ここへ来るまでの間、
何か言おうといろいろ考えてきたけれど、
いつも何故だか何も言えなくなる。
 
 
あの人は
こんなお墓の中でじっとしている人ではないし、
いつも人と人の間を飛び回っている
そんな存在だったから
 
 
お墓の中で誰かが来るのを
じっと寝て待っているような人ではないし。
 
 
そよぐ風、小鳥のさえずりそのものが
あの人なんだと思う。
 
 
何故だか
私はいつもあの人のことを語ろうとすると
涙で言葉が詰まってしまう。
 
 
自分の歩いてきた人生を語ろうとすると
どうしてだか言葉が詰まってしまう
 
 
悲しいとか
悔しいとか
後悔しているとか
寂しいとかという感じではなくて、
 
 
ここまでどうにか歩いてきたんだ。
 
 
窮屈な靴を履きながら
足が痛い思いをしながら
時々、石につまずきながら
 
 
ここまでどうにか歩いてきたんだ!
 
 
子供の頃からずーっと
一生懸命に歩いてきたんだ。
 
 
あの人が亡くなってからずーっと
一生懸命に歩いてきたんだ!
 
 
だからわたしは
今ここにたどり着いた
 
 
ここにいることに涙が出るんだ。
 
 
一歩一歩、歩いてきたから
ここにいるんだ。
 
 
きっと旦那さんも同じなんじゃないかって
そう思う。
 
 
生まれ変わり死に変わりながら
お互いに相手の死を乗り越えてきた。
 
 
何世代もの時をかけて
少しずつ強くなっていったんだ。
 
 
だからお墓の前で、
会ったこともない先祖さんたちに
図々しくお願い事なんてしない。
 
 
亡くなったとたんに
執着心と依存心を出して
欲しいのもをお願い事をしたりしない。
 
 
亡くなったとたんに
なくなる前にはしなかったような
恨みがましいことや思い出の話を
わざわざお墓の前で
するようなことはしない。
 
 
安らかに眠っていてくださいなんて
わたしは言わない。
眠っている暇なんて無いでしょ!
 
 
 
あの人もきっと
一歩一歩歩いているはずだから
もう、立ち止まっている場合ではないんだ!
 
 
「お互いに頑張ろうね」
 
 
境内には
梅と桜が寄り添うように並んで咲いていました。
 
 
過去と未来が一緒になったような現在の
象徴のように感じました。

f:id:nishitomoyan:20170322223747j:plain